ブログ運営を始めたら、自分の記事がどれくらい読まれているのか気になりますよね。
そこで、今回紹介するGoogleアナリティクスを導入すると、ブログへのアクセス情報を詳細に確認できるようになります。

Googleアナリティクスで確認できる主なアクセス情報は以下の通りです。
- ユーザー数
- ページビュー数
- 平均ページ滞在時間
- 離脱率
- 直帰率
聞いたことのない名称もあると思いますが、安心してください。
この記事を読めば、それらの意味もわかるようになります。
本記事では、Googleアナリティクスで解析できるアクセス情報の概要と、Googleアナリティクスの具体的な設定方法を画像付きで詳しく解説していきます。
ブログ運営初心者の方を意識して、丁寧に分かりやすく説明しているので、安心して読み進めてください。
目次
Googleアナリティクスとは?
ブログ運営者にとって、ブログを多くの人に読んでもらうことは当然の目標なので、実際にどのくらいのアクセス数があるかは大変気になることだと思います。
もし想定よりもアクセス数が少ないと分ければ、記事内容やブログデザインに問題がないか等、アクセス向上に向けた見直しを行う必要があります。
そう言った需要に応えて、Googleが誰でも完全無料で利用できるアクセス解析ツールを提供してくれています。

これが本当に高機能で無料で使えちゃっていいの?と思うほどなので、皆さんも必ずGoogleアナリティクスを導入するようにしましょう!

Googleアナリティクスで確認できるアクセス情報
Googleアナリティクスでは以下のようなアクセス情報を簡単に確認することができます。
- ユーザー数
特定期間でサイトに訪問した、固有のユーザーを指します。
何人の人がサイトに訪問したかを示す指標です。 - ページビュー数
ページビュー数は、閲覧されたページの合計数として定義されます。
そのページ(記事)が何回閲覧されたかを示す指標です。 - 平均ページ滞在時間
ユーザーが特定のページを閲覧した平均時間のことを指します。
何分かけてそのページを読んでいるかを示す指標です。 - 離脱率
ページが閲覧された回数のうち、そのページで離脱(ブログを閉じられた)した回数の割合として定義されます。
例えば、あるページの閲覧数が100で、離脱したユーザーが60なら離脱率は60%となります。 - 直帰率
そのページから始まったアクセス総数のうち、他のページに遷移せずに離脱した回数の割合として定義されます。
例えば、ページAにアクセスした回数(他ページからページAに遷移してのアクセス回数は除く)が100で、そのままページAで離脱した回数が80なら直帰率は80%となります。
上記はGoogleアナリティクスで確認できるアクセス情報の一部です。Googleアナリティクスを使用することで、その他にもブログ運営に役立つ情報を簡単に確認できるようになります。

Googleアナリティクスの設定方法
画像付きでGoogleアナリティクスの設定方法を具体的に解説していきます。
Googleアナリティクスのアカウント登録
下記リンクをクリックして、Googleアナリティクスの公式サイトにアクセスしてください。
Googleアナリティクス公式サイト
公式サイトを開いたら、「無料で設定」ボタンをクリックしてください。
Googleアカウントでログインしてください。
注意ポイント
Googleアカウントを持っていない場合は、まずGoogleアカウントを作成してください。
「アカウント作成」画面が表示されるので、「アカウント名」を入力し、「次へ」ボタンをクリックしてください。
何かに公開される情報ではないので、名称は適当でも大丈夫です。

測定の対象として「ウェブ」を選択し、「次へ」ボタンをクリックしてください。
※Googleアナリティクスの測定対象はあなたのブログなので、ここでは「ウェブ」を選択しておいてください。
「プロパティの詳細」の各項目を入力し、「作成」ボタンをクリックしてください。
- ウェブサイトの名前:あなたのブログのもの
- ウェブサイトのURL:あなたのブログのもの
- 業種:下図の通り
- レポートのタイムゾーン:下図の通り
利用規約をよく読み、内容に同意する場合は、2箇所にチェックを入れて、「同意する」ボタンをクリックしてください
「自分のメール配信」画面が表示されたら、4箇所に任意でチェックを入れて「保存」ボタンをクリックしてください。
チェックを入れると、Googleアカウントで登録しているあなたのメールアドレスに色々メールが届くようになります。
後で配信停止もできるので、迷ったら取り敢えずチェックを入れておきましょう。

下図が表示されれば、Googleアナリティクスのアカウント登録は完了です。
次にWordPress側の設定を行いますが、下図の赤枠個所の「トラッキングID」を使うので、コピーしておいてください。
WordPressにトラッキングIDを設定
トラッキングIDの設定方法は以下の3つがあります。
③はブログ初心者には難易度が高いので、本記事では①②の方法を解説します。
① プラグイン機能を使う方法
② テーマ機能を使う方法
③ テーマ編集機能でコードを貼り付ける方法
方法① プラグイン機能を使ってトラッキングIDを設定する
プラグインは、SEO対策プラグインとして有名な「All in One SEO Pack」を使うことを前提とします。
正直、SEO対策プラグインとしては、このプラグインのほぼ一強といっても過言ではない状態です。SEO対策機能のあるテーマを適用していない場合は、このプラグインの使用をお勧めします。
「All in One SEO Pack」プラグインをインストールしていない人は、まずインストールを完了させてましょう。
WordPressダッシュボードの「プラグイン」-「新規追加」をクリックしてください。
「All in One SEO Pack」で検索をかけて、「All in One SEO Pack」の「今すぐインストール」ボタンをクリックしてください。
インストールが完了したら、プラグインを有効化させてください。
WordPressダッシュボードの「All in One SEO」をクリックして、「GoogleアナリティクスID」の設定項目に、先ほどGoogleアナリティック登録完了画面でコピーしたものを貼り付けてください。
貼り付けたら、画面上または下の「設定を更新」をクリックして設定完了です。
方法② テーマ機能を使ってトラッキングIDを設定する
当ブログでは、デザイン機能・SEO対策機能の豊富さから、有料テーマ「Affinger5」の利用を推奨しています。
ここで解説する設定方法は「Affinger5」を前提とした内容です。
WordPressダッシュボードの「Affinger5管理」をクリックしてください。
Affinger5管理画面の左メニューから「Google・広告/AMP」をクリックしてください。
「アナリティックスコード(トラッキングID)」の設定項目に、先ほどGoogleアナリティック登録完了画面でコピーしたものを貼り付けてください。
(貼り付けたら、「UA-」部分は不要なので削除してください。「-」を含めると10桁を入力することになります。)
画面下部の「save」ボタンをクリックしてください。
「アナリティックスコード(トラッキングID)」の設定項目が、下図の赤枠箇所のように「現在のトラッキングID」と表示されていれば設定完了です。

以上で、WordPress側の設定は完了です。
Googleアナリティクスでアクセス解析画面が表示されるか確認
Googleアナリティクスを使用するための設定はすべて完了したので、最後に実際にあなたのブログサイトのアクセス情報をGoogleアナリティクスで実際に確認できるか見てみましょう。
まず最初に、自分のブログサイトをブラウザで表示させておきましょう。
WordPressダッシュボードの画面上部から、「サイトを表示」をクリックすれば、あなたのブログサイトを表示できます。
次に、Googleアナリティクスの画面を操作します。
先ほどのGoogleアナリティクスのユーザ登録完了後の画面であれば、「ホーム」ボタンをクリックしてください。
メモ
もしGoogleアナリティクス画面を一度閉じてしまっていたら、再度下記のリンクからGoogleアナリティクスにログインしてください。
Googleアナリティクス公式サイト
下図のホーム画面が表示され、「アクティブユーザーのリアルタイム」が1になっていれば、正しくブログサイトのアクセス情報を取得できている状態です。


注意ポイント
もしも、うまく計測できていない場合は、トラッキングIDを正しく入力できているか、またはSEO対策プラグインを2つ以上使用していないか、などをご確認ください。
まとめ
Googleアナリティクスで解析できるアクセス情報の概要と、Googleアナリティクスの具体的な設定方法を紹介しました。
Googleアナリティクスを使って、あなたのブログが想定通りに集客できているか、出来ていない場合はどこに問題があるかなどを、アクセス解析情報を確認しながらチェックするようにしましょう。
Googleアナリティクスの使い方は別記事で紹介します。
そちらの記事を読めば、Googleアナリティクスでどういった情報を得られるのか、また得た情報をブログ運営にどう活かせるのかを詳しく知ることができます。